【レビュー】黒木秀彦『ネトラレショック療法 前・後編』親友に妻を目の前で抱いてくれと言われたら……
なんだろうね、拙者も経験したことがあるんだけれども、自分の奥さんじゃチンポが勃たなくなったことがあったのよ。今は再びギンギンに勃つようになったけど。やっぱマンネリというか、互いに刺激がなくなる時期ってのがあるんだろうね。
もくじ
作品名:ネトラレショック療法 前・後編
エロ漫画を読む人なら誰もが知る有名作家、黒木秀彦。この人が時々書く旦那の目の前で妻と友人がセックスする漫画がさ、けっこう好きなんだよね。とうか、かなり好き。旦那に浮気されたヤン妻が夫の前で見せつけセックスする話とか、かなりヌケた。
ということで、今回紹介するのはそんな目の前で妻と友人がセックスする作品の中から、勃起不全になった夫が友人に目の前で妻を抱いてくれ……と依頼したことから始まる物語。タイトル通り、ネトラレでチンポを勃たせようというするお話。
ストーリー
チンポの勃ちが悪くなったので、ショック療法として俺の目の前で嫁さんとセックスしてくれないか……そんなアホな依頼を受けた旦那の親友。
ぶっちゃけ、奥さんすんげぇ好みだしヤラせてくれるなら大歓迎なんだけど、本当にいいのか!?
そんな展開から始まる色っぽい人妻とのガチセックス。
夫の前で緊張しているのか、はたまた夫以外の男とセックスしたくないけど夫に頼まれたから嫌々やってるのか、イマイチ乗りの悪い奥さん。
それでもキスをして、愛撫で少しずつ体をほぐして……
気持ちよくなると体を開き、自然にセックスを受け入れていく。
そこでいよいよチンポ挿入、夫よりデカいチンポでガン突きされて、今までの態度がウソだったように嬌声をあげて本気で感じ始める。
あまりにも気持ちよさそうにする他人妻、興奮はマックス、さあココから!!
というところで、旦那のチンポがガチガチに勃起する。
そこで竿役交替、奥さんはガッツリ旦那に中出しされて大満足。
で、いいところで交代させられ生殺し状態の親友は……まあ、こうなりますわなぁ。
と、そこへ途中までで寸止めされた、友人の妻が尋ねて来る。
ここからが後編
なんでも、一時間ほど行ってこい……なのだそうだ。
あんな事があった後で、一人で寸止めした男の家を訪ねるという事は覚悟できてるんだろうなぁと迫って見ると、もちろんヤル気で来たとの事。
やっぱ大きい!! 太さも、長さも。
夫では届かない奥を突かれて、激しく感じ悶える妻。夫の前では遠慮していたのか、本気のエロモードで激しく乱れる。
自分のチンポで本気イキする友の妻、あかん、惚れれまうやろぉ状態。ひょっとして、俺のデカチンで堕ちたんじゃね⁉
と思ったら、やっぱ抱かれに来たのも夫の為。寝取られ好きならば、他人とセックスしてその声を聞かせてやろうと思ったらしいのだ。
それでもまあ、ときどき新作を撮りに来てくれるので結果オーライ!? ちょっと変わったセフレ関係になる事に成功したので、ラッキーなことには違いない。
総評:この人の夫の前で寝取らせる話はハズレが無い
夫の目の前で妻が他人とセックスするという話はエロ漫画界では特別珍しい事ではないんだけれども、あまりにも不自然だったりなんだりでイマイチな事が多いんだよね。
だけども、黒木作品で描かれるこの手の話は妙なリアリティを感じるというか、ありそうでなさそうで……いや、あってほしい!! と思わせる不思議な魅力がある。なんだかんだで恥じらったり戸惑ったりしながらも、男女の奥に眠るどん欲に快楽を求める欲望というか、互いに欲情する様子をとても上手く書いている。女性が自然に相手のチンポをしごき始めるシーンとかね。
やたらオーバーアクションだったり品が無かったりという作品も多い中で、自然で普通の表現でありながらヌケる作品は貴重。この人の漫画、作品によっては本気で抜けるよね。これは当たりの作品だ。
作品紹介:ネトラレショック療法 前・後編
EDになってしまった親友から自分の妻とエッチして欲しいと頼まれた主人公。最初はいやいやだった親友の妻だったが、だんだん燃えてきた。すると夫のチンポが勃起した。そこで主人公と友達の妻とのセックスは中断で終了。モヤモヤしたまま部屋に帰って来ると、彼ら夫婦が訪ねてくるというメールが届いた。
前編 20ページ 後編 21ページ