【レビュー】大人の年上女性と童貞青年の純愛物語『させてあげちゃう』あさぎ龍

あさぎ龍が描く大人の女性がとっても魅力的な漫画。人妻でも母親でも無いけれど、30過ぎで未だに売りをやってる女性と初心な童貞青年のボーイミーツガール作品。

作品名：させてあげちゃう

毎度まいど、とっても魅力的な年上のお姉さんが登場する「あさぎ龍」の作品、商業誌の単話配信。単行本の「年下くんは初めてよ」に収録。他の作家とは一線を画するリアルな熟女の描写と、人間味を感じさせる歳の差恋愛ストーリー。熟女好きにはたまらないエロ漫画。

昼の仕事をしながら副業でセックスワークを個人でやっている三十路過ぎの女性、この歳までウリをしている大人の女性だ。そんな女性の魅力に引き込まれ、本気で好きになってしまった若者。なんとなく流れで筆おろし、そこから若者のアプローチが始まり交際へ……中年向けのラブストーリー。

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ストーリー

個人で客を取るセックスワーカーの利美、居酒屋で待機していたのだがすっぽかされて帰宅することにした。

ちょうどその時、仕事が終わって帰宅するところだったスタッフの克敏が利美を送っていくことになった。

帰り道で克敏から「彼女がいるが童貞で……」と言い出す克敏。そしてセックスを教えて欲しいと利美に依頼する。

すっごい失礼だぞと一度は断る利美、しかし「なんか濡れたから」とオッケーしてくれた。

普段は家に男をあげない主義たという利美、しかし克敏はどこかほかの男と違ったようで、自宅に迎え入れての筆おろし。

お礼を言って利美の家から出て行く克敏。誰にもいっちゃだめだと口止めされるが、なんとなく未練があるようなそぶりを見せる。

そんな二人が街なかで再び出会い、克敏は利美にセックスをねだる。彼女とやればいいじゃないかと突き放すのだが、克敏は利美が良いと迫って来る。

覚えたててさかっているだけ、しかもタダでやらせるなんて……と、思うのだけど、なぜか拒めず克敏に流される利美。

そこで好きだと告白され、動揺しながら感じてしまった。

今日もいつもの店で相手を待つ利美、この日も誰も客が付かずに帰宅。わざとスマホを忘れたら……

狙い通り克敏がスマホを届けに来て、そのまま二人は身体を重ねる。

彼女と別れてイイですか……それはつまり、彼女と別れて利美とつき合いたいということ。

33歳の利美と19歳の克敏、年齢差はあるけれど、真っ直ぐな想いは相手に伝わるもので……わたしでいいの!?

こうして二人の交際が始まる、とりあえず同棲から。

ネットでの評価

この記事を書いている時点での評価（5が最高）

FANZA：　4.5
DLsite：　4.73

大人お姉さん
大人のお姉さんとの交わり、興奮しました。女性の仕草やカラダつきたまらないです。

エッチタイム不足？
こんな素敵なエロい恰好した性格の良い美人と日々接してて、人気の無い夜に２人で接近して歩くの繰り返してたらそりゃ惚れるって。そういう意味では満点なんですが、初エッチが童貞喪失、２回目がもうちょっとしっかり２人とも感じまくり・興奮でぎゅーっと抱き合い・見つめ合い・キスしまくりで果てるって内容だと星５つだった。でも利美さんの最初のスタイルのいいおっぱい強調服姿見れただけでも価値あった

総評：エロ漫画というよりヒューマンドラマ

あさぎ龍作品の定番、歳の差カップルによる恋愛物語。当たり外れがあるのだけれど、この物語は当たり。FANZAでもDLsiteでも納得の高評価。読後感も良いし、33歳でウリをやってる個人セックスワーカーという設定も凄くイイ。

三十路売春婦が持つ大人の魅力にひかれた19歳の少年が童貞を貰ってくれと筆おろしをお願いし、愛を告白。真っ直ぐ自分に向けられた好意に戸惑いながらも拒み切れずに流され、やがて受け入れ本気になっていく様子が描かれている。

セックス描写は今どきのエロ漫画としては控えめだけど、コンドームを着けるシーンなどは生々しくクオリティは高い。エロ漫画というよりヒューマンドラマ、エロい絵を売りにしたエロ漫画とは一線を画する完成度。

作品紹介：させてあげちゃう

単行本「年下くんは初めてよ」に収録

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