【レビュー】みちしき『ネトラセの沼』レビュー評価が高いので読んでみた
エロ漫画にとって絵はとても重要なんだよね、その良しあしで読むか読まないかを決める事が多かったりするし。だってさ、サンプルで読める内容なんて微々たるもの、あれで読む読まないの判断は難しい。よって内容が分からなきゃ、絵で判断するしかないでしょ。
もくじ
作品名:ネトラセの沼
今風のクッソ長いタイトルを付けなかったところに好感を持ったんだけれども、サンプルの絵を見て興味を無くした作品の一つ。だったんだけど、評価がとても高いのでチョット読んでみようかなぁと思い直し、ササっと読んでみた。
性欲が強くタフな女性と結婚した男が、自分では妻を性的に満足させられない……と悩んだ結果、親友に妻の性欲を満たしてもらうことにしたお話。だけども、親友もゲスいやつじゃないし、夫婦の愛は不動だし、妻は寝取られないので鬱展開にはならない。安心の寝取らせ作品。作者はみちしき、122ページの大作。
ストーリー
学生時代の告白から交際を始め、そのまま結婚した幸せな夫婦。互いを大切に思い、愛する心は本物。もちろん固いきずなで結ばれている。
しかしこの夫、なんと他人に妻を抱かせることになってしまった……妻も同意の上で。
その原因は、性の相性が悪かったこと。
絶倫で体力旺盛な妻と、貧弱で性欲の少ない夫。そのため妻が欲求不満なのではないか……夫として、妻を満足させてやるべきではないか……
悩んだ末に出した結論、それは、妻の性欲を他人に満たしてもらうことだった。
夫婦で話し合った結果、見知らぬ相手は嫌だとの事。なので、共通の友人で、夫の親友である男に妻の相手を依頼したのだ。
そして二人きり、ホテルの部屋。
本当にいいのかと男の方も戸惑い気味だが……まあ、役得だと快く引き受けてくれた。
夫以外の男を知らない妻、その目の前に突き出されたそれは……夫のモノより遥かに大きくて
受け入れた体は、未体験の快感に最初は戸惑い……やがて快楽の波にのまれていく。
初めてのネトラセ、というか妻の貸し出し。帰りが遅い妻を心配する夫だが、ネトラセという行為に普段以上の興奮を覚えてしまう。
いっぽう妻は……夫では味わえないデカチンセックスで何度も絶頂し、何度でも射精できる絶倫と、イキ果てるまで犯してくれるタフネスに大満足。
最初は拒んでいた生チンポも受け入れて、絶賛お楽しみ中。
そんな妻の姿を見て満足した夫、親友に一週間泊まり込みで妻を犯しまくってもらうことにした。
所かまわずヤリまくる二人。ついには夫の目の前で初めてのアナル姦通……咥えているのは、夫のチンポ。
竿役の親友も決して悪い男ではなく……まあ、彼は彼なりにこの人妻を自分のモノにしようと、堕とそうとしているのではあるけれど、一人でしなくても自分の妻なんだから混ざれよと夫を誘って3Pセックスへ。
そしてヤリまくりの一週間が終わり、親友はもう竿役はしたくないといって帰っていく。
彼女の愛情は、お前一筋だよ。これ以上ヤると、自分がみじめになるからやめてくれ……と。
そして妻も、気にしてくれるのは嬉しいけど、もうやめてくれと……
しかし、夫の中で芽生えた、ネトラセの性癖。はたしてこのまま、普通の夫婦でいられるのか。
ネットでの評価
このブログを書いている時点での星評価(5が最高)
FANZA:5
絵は可の評点けど脚本は好みでメッチャ好きでした。
然もあの低い値段に関わらず随分と長い話で良かった!
夫婦がSEXでの不満以外で仲良しな所が良いスパイスになってると思います。
私的な意見ですが、終盤を3Pではなくてヒロインが身も心も堕ちたのではと思えるくらいのイチャラブ浮気SEXをガッツリ見たかったですね。
夫婦共通の馴染みの友人が間男。この設定の作品は結構ありますが、3人ともキャラが立ってるので存分に生かされてました。
お話は次の段階に向かうような雰囲気と、やっぱり仲良し夫婦という締めで終わってますね。
新たな間男の召喚が濃厚そうですが、夫に内緒で今回の大和くんとの恋人SEXをリクエストしたいです。
122Pもの長編お疲れ様です。そしてアリガトウ。
サンプル見た人はわかると思いますが、絵柄に関しては肉質などが群を抜いてるというわけではないです。
ただ、それと比べ物語を丁寧にかつ想像を掻き立てるところもあり、素晴らしい作品だと思います。
バッドエンドというわけではないですし、何より寝取る相手も憎たらしいやつというわけでもないので見ていて胸糞感はありませんでした。
また、妻の方も夫に言われてしているもののやはり性欲をしっかりぶつけられる相手ということでものすごく楽しんでいるところなんかも◎でした。
続編があるのでは…?という終わり方だったのでぜひとも最後に夫が考えた内容でしてほしいですが、今回動揺できたら胸糞感はなしだと嬉しいです(笑)
総評:惜しい!! 押しが足りないね
ほんと、絵をみてハネた作品なんだけど、評価が非常に高かったので読んでみた。で、実際に読んでみて感じたのは、ヌキポイントがぼやけてるんだよね。クライマックスは最後の初アナルやら夫を交えての3Pだったんだろうけども……ぶっちゃけ迫力に欠ける。
そう、ここがエロいポイントだ!! という、押しがないんだよね、それぞれのシーンの中で。
拙者はファーストインパクト至上主義者なので、やっぱ初めての他人棒セックスなんかは丁寧に書いて欲しいし、そこを最大のヌキポイントにすることが多いので、最初のセックスシーンが端折られちゃったのがひじょ~に痛かった。初めて夫以外のチンポで貫かれ、しかも巨根。夫とあまりにも違うセックスに、戸惑いと羞恥に塗れながら絶頂してイキ果てる姿。そんな妻の姿を見たかった。
まあ、性癖は人それぞれ、刺さるシーンも演出も人が変わればみな違う。好きな人は好きだろうね、こういう胸糞シーンのないほのぼのネトラセ漫画。120ページ超の大ボリュームも相まって、読みごたえは十二分。続編も出そうな雰囲気だし、このままのほのぼの感を大切にして欲しいなぁ……この夫婦は不幸になってほしくない、個人的に。
作品紹介:ネトラセの沼
【あらすじ】
30近くになり性欲旺盛な妻の鈴(すず)に中々ついていけない夫の陸(りく)。
鈴への申し訳なさから、男性が風俗に行くみたいに鈴の気晴らしになればと陸は「ある事」を鈴と親友の大和(やまと)に提案する。
そこから陸は自分の性癖に目覚めていく…【収録内容】
表紙1ページ、本編121ページ
画像サイズは1935×2732となっております。