【レビュー】バッドエンドNTR『ぼくのたからもの~窓の外から見えた真実~』黒山羊野メェ吉

私を分かってくれなかったよね……なんて事を言い出す面倒くさい女と結婚してしまった男の末路。

作品名:ぼくのたからもの~窓の外から見えた真実~

自分中心で考えている亭主関白系が主人公。妻はいつの間にか不倫していて、そのまま寝取られてしまった。そんなお夫婦の物語なのだけれども、エロ漫画としての評価は真っ二つに別れそう。黒山羊野メェ吉作、全67Pの同人エロ漫画。

夫が妻の誕生日にケーキを買って帰る。雨に降られながら急いで帰宅した家の前、夫は鍵が無い事に気づく。そして庭に回って妻を呼び、家に居れてもらおうと思った先で……妻の浮気現場を目撃してしまう。他の男とセックスしている妻は、自分との営みでは見せないメスの表情をしていた。

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ストーリー

幼なじみと結婚し、仕事も順調。順風満帆に見える夫婦。

夫婦の営みもちゃんとしているはず……だったのだが。

妻の誕生日にケーキを買って家に帰ると、妻が他の男とセックスしていた。

他の男に貫かれる妻は、自分のセックスでは見せた事もないような乱れようで……

まさか妻が、セックスでこれほど淫らになるなんて知らなかった夫。

オスとしての敗北感、妻を取られたことに対する嫉妬、そして最愛の妻が汚されている姿を見て湧き上がる興奮。

妻が他人チンポでアヘ顔を晒し、何度も絶頂する姿を見てオナニーをして果てる夫。

二人のセックスに圧倒され、踏み込むこともできずに逃亡する。

しかし、だからと言って受け入れられるような事ではない。怒りを募らせ、復讐を誓う夫。

そして再び妻が浮気相手と自宅で会っているところへ、夫は踏み込んだ。

しかし妻は、自分勝手な夫に嫌気がさし……浮気相手の男を選んでしまった。

夫は絶望し、雨の中で泣くのであった。

ネットでの評価

この記事を書いている時点での評価(5が最高)

FANZA:4.3 out of 5 stars 4.29

是非、続編を。
頼りなくて寝取られる、強引に寝取られる主人公が多い中、自分勝手なこういう主人公は珍しいと思いました。妻の方も内側に隠した何かが見え隠れする感じが面白いです。冒頭やラストの回想も何があったのか気になります。
間男との関係は既にある程度進んでいるような感じだったので、続編があればどのように関係が始まったのかも描いていただけると嬉しい限りです。そして本編後のお話も・・・

続編なる早で!!
正直作品単体では星4評価です。旦那さんフォーカス多めで奥さん描写もっと見たかったなぁと。奥さんメインの心理描写にするか旦那さん(主人公)を主軸に心理描写するかに関わりますので、恐らく感情移入させるためにそうされたのかなと勝手に推察しました。ただ続編ありなら話しは別で、(学生時代初デートの奥さんの格好など)いくつか伏線もあり初めて買ったサークルさんでしたが、とても考えてる作品だと思いました。

亭主関白のような夫は、
アホな妻としがないスーパーの店長から慰謝料貰って、これからの人生やり直してみてはいかがでしょうか。

総評:いろいろ詰め込み過ぎたか

妻の気持ちを理解しようとしない独りよがり系の夫が、女の扱いに長けた男に妻を寝取られてしまうという物語。二人の関係を描くために回想シーンを挿入するなど物語をしっかりと書こうとしているようだけど、違和感があって上手く入ってこなかった。

ストーリー重視の為かエロシーンのページ数こそソコソコあるものの、内容はそこまで激しいものではなく、さらに言うと、既に不倫関係にある状態なのでインパクトも無かった。

夫婦関係の問題を描いた寝取られモノとしてメッセージ性はあるけれど、エロ本としてどうなのか……というところで評価が別れそうではある。

夫視点で描かれたバッドエンドなストーリー、つづくとあるスッキリしない終わり方。いずれにしても続編次第だろうね、続編の展開次第で前編に当たる今作の評価が大きく変わりそう。

作品紹介:ぼくのたからもの~窓の外から見えた真実~

【あらすじ】
幼馴染同士で結婚した、孝仁と蘭。
マイホームも手に入れ休日はイ〇ンに買い物に行くようなありふれた幸せな生活をしていたのだが、ある日、孝仁は地方へ転勤を命じられてしまう。

当然蘭もついてくるものだと思っていた蘭だったが、パート先に迷惑をかけたくないので家に残ると言い出す。

初めて離れて暮らすことになった二人。

6月30日、蘭の誕生日であることに気付いた孝仁は一年前は蘭の誕生日を忘れていて怒らせてしまったことを思い出し、今度こそはと蘭には内緒でサプライズで帰宅することを思いつく。

蘭の大好きなキル〇ェボンのタルトケーキを買い、雨が降ってきた中、マイホームへたどり着く孝仁。

鍵を忘れてしまったので窓から登場し更に驚かせようと考えて庭に回ると、そこにはふたつの影が揺れていた――――。

モノクロ漫画、64p。

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