【レビュー】未亡人となった兄嫁とヤル『これって兄貴のせいだから…』黒金さつき
未亡人になっているので浮気ではないのだけれど、まだ結婚指輪していたり、弟が兄に対して罪悪感を感じていたりするので浮気にカテゴリに入れてみた。
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もくじ
作品名:これって兄貴のせいだから…
女性作家だけあって、女性の性欲を描くのが上手い。「黒金さつき」作、商業漫画の単話配信。同作者の単行本「浮気だけど好きな人」に収録されている短編作品。女がムラッと来る瞬間と言うか、心と体を許す切っ掛けを上手く描いた良作。
兄が亡くなり、未亡人となった兄嫁の元へ兄の遺品整理と掃除に訪れた弟。そこで見てしまったのは、兄が浮気していたという事実。悔しさに涙を流す義姉を優しく慰める弟だったが、大人の男と女がひとつ屋根の下で良い雰囲気になってしまい……
ストーリー
兄が亡くなって、未亡人となった兄嫁のもとへかたずけの手伝いに訪れた青年。
兄の遺品をかたずけていると、仕事用のカバンの中からコンドームが見つかった。しかも、このタイミングで兄の浮気相手からの電話。
怒りと悲しみ、やるせなさから涙を流す義姉。
弟は優しく抱きしめて、慰めるのだが……「これ使っちゃおっか」義姉は夫のカバンから見つかったコンドームを見せながら、義弟に告げた。
義理の姉弟とはいえ大人の男女、一つ屋根の下でそういう雰囲気になればヤルことは一つ。
ガチガチに勃起した弟のチンポを咥えこみ、シックスナインで互いの気持ちを昂らせる。
兄に対して申し訳ないと思いつつも、原因を作ったのは兄貴なのだからと思いを振り切り義姉に挿入する弟。
夫への操をすてるかのように、指輪を外す義姉。
そして一度目の射精。
まだまだヤリ足りない二人は、ゴムを外して生セックス。
最期はチンポを引き抜いての外だし射精。
義姉に対する執着を見せる弟に、どちらともとれる答えを返した義姉。意味深な言葉だけれども、その真意はいったい……
ネットでの評価
このブログを書いている時点での星評価(5が最高)
FANZA: 5
DLsite: 評価無し
苦くないけど甘くない
最後に「それは困るなぁ」って言うんですけど、どういう意味かわかんなくてモヤッとするところがよかったです。二人ともずっと笑わずに悪いことしてる顔でセックスしてるのもいい。この展開でニコニコくっつかれてもンッ? てなるし。あと亀頭コネコネとかフェラしていいか聞くのとか、一発ヤッて抜いた後でおっぱい揉まれてねっとりキスハメに入るとことか、全体的に人が新た後の浮気NTRなのに妙にラブくてツボでした。星5。
定番設定だけど、ゾクゾクするほど良かった
兄嫁と義弟がエッチするという昔ながらある話だけど、黒金さんの作品はリアル感があり、興奮した。
義弟が、最初から兄嫁にあからさまな好意を出さないのがリアルに思えた。
Hへ及ぶ言い訳にコンドームを使うのも生生しく思えた。
Hシーンも丁寧に描けていて、兄嫁の感じてる描写は最高だった。
あと兄嫁の下着が、妙に色っぽく感じた。
黒金さんの作品は、Hシーンになるときコンドームについて言及があるのが、俺には、それは女性の欲望としたたかさの表現に思えてよりリアル感を感じる。
最後のセリフは、このまま流されても良いと思っている自分がいるが、それだと世間体や何より旦那の浮気相手に強く出れなくなるのではと恐れての発言かな?
総評:リアルで色っぽい
なんとなく男と女がその気になって、そこから互いを貪るような激しいセックスへ。女性が欲情してセックスしたくなるシチュエーションと、心の揺れをとても上手く表現している漫画。
兄のビジネスカバンから出てきたコンドームが、お互いの行為を正当化するためのアイテムとしてうまく機能している。
現実にありそうなリアルなストーリー展開と、その気になった女性がチンポを握って擦る姿が生々しくてすんごくエロかった。背徳感はないけれど、大人の関係を情感たっぷりに描き出した色気のある漫画。
FANZAの高評価も納得の出来栄えだ。
作品紹介:これって兄貴のせいだから…
三年前に結婚したばかりの兄貴が急に亡くなって、俺は遺品整理で義姉さんたちの家に手伝いに行った。
「もう、全部捨てるから……」義姉さんは悲しむ暇もない様子で、淡々と作業を続けている。
そして俺は兄貴の仕事道具を片付けていて、その中にあってはならないものを見つけてしまったのだ。