【小説】寝取らせ性癖NTR-夫の為に望まぬセックスをさせられ気絶するまでイカされた妻

この小説を書くきっかけになった漫画↓

 私は昔から大人しい性格で、人見知りもあって自分の思ったことを表に出すのが苦手でした。強く言われると断り切れないようなこともあり、他人とコミュニケーションをとるのが苦手。

 男性とお付き合いしてもいつも言われるがまま。男女の仲になってもセックスは恥ずかしいし、いろいろとさせられるし、しなかったら不機嫌になるしでハッキリ言って嫌いなほうでした。相手も若かったからでしょうか、会うたびに求められて会うことが億劫になってしまう。結局最後はつまらない女と振られることが多かったのですが、中には身体だけを目当てに都合のいい女として関係を引きずる人もいて、もう駄目だと解っていても別れを言い出せず一人で悶々としている……という時期もありました。

 セフレとしてキープされてることに嫌気がさして、けど別れを切り出す勇気もなくて、誰か私を連れて逃げてくれないかと現実逃避の為にアプリで男漁り。何人か会って適当にヤリ捨てされて、もうどうでもいいやと自棄になりかけたときに出会ったのが今の夫。冴えないプロフで、メッセージのやりとりもギコチなくて……どうみてもモテそうにない男。

 けどいざ会ってみると彼も私と同じく人見知りで大人しくて、一緒にいても何かを求めてくるわけじゃなく、かといって放置するわけでもなく、なんというか波長が合うと言うのでしょうか。一緒にいてとても心地の良い男性でした。

 セフレにされていた彼と会うのが嫌になり、連絡を無視していたら家まで訪ねてくるようになった。私は怖くて当時まだ友達と言えるかどうかくらいの関係だった夫の元へ逃げ出しました。バイトも辞めて、電話番号も変えて彼との連絡を断つ。そして一文無しで他人の家に転がり込んだ私。夫はそんな私を黙って受け入れて、心配だからと私の家を引き払い、さらに一緒に他の町へと引っ越してくれた。

 そうして男女が二人で暮らしていれば、体を重ねあうのも自然な成り行きで……

 私はセックスに良い印象をもっていなかったのですが、夫は今までの男性と違って常に私を気遣ってくれて、口淫を強要するようなこともなく、とても優しく私を愛してくれました。私は押しに弱く、いわゆる中出しを拒み切れずに二度の中絶経験があります。しかし夫は何も言わずとも避妊に気を付けてくれて、安心して身を任せることができました。

 そんな優しい営みに癒されて、私は初めて女の歓びを知ったのです。

 それから数か月を共に過ごし、やがて彼は私にプロポーズしました。涙が出るほどうれしくて、もちろんと頷いた私。それから数年、大好きな男性との生活とても幸せでした。しかし結婚生活も5年目を過ぎたある日、夫のペニスが勃起しなくなりました。私は別にセックスができなくてもどうってこはないと思っていたのですが、男性の場合はそうではなかったようです。

 夫は私に申し訳ない……と、頻繁に謝罪の言葉を口にするようになりました。夫は思い通りにいかないことがあっても人に当たるような人ではありません、だから余計に思い悩み、自分の内にため込んでしまったのでしょう。そんな時です。

 私は電車で痴漢に遭いました。私は自分で言うのもなんですが、胸はかなり大きなほうで、お尻も大きく、今まで付き合ってきた男性からは抱き心地がイイだとか、エロいだとか、いろいろと言われてきました。痴漢に遭うのももちろん初めてではなく、おそらく、男性を性的に惹きつけてしまうような身体をしているのでしょう。

 そんな中でもこの日の痴漢はかなり大胆で酷い事をしてくる痴漢でした。パンツの中にまで手を入れて、私の股間を直に触るだけでなく、ズボンの股間にあるジッパーを下し、私の手をつかんでその中へ……おぞましいことに、その男は自分のペニスを私の手にこすり付けて小刻みに腰を振っているのです。

 私は股間から伝わってくる痛みに顔をしかめながらも、ただされるがまま、早く終われと思いながら待ちました。もちろん怖くて声をあげることも、相手の顔を見ることもできませんでした。ただ終わるのを待って……解放されことにほっとしながら降車した駅で汚された手を必死で洗って、何事もなかったかのように帰宅しました。

 洗濯をしながら夕食の準備、夫が帰ってくる30分前からお風呂の掃除をして湯を沸かす。するといつもの時間に帰宅する夫、おかえりなさいと出迎える私。

 しかしこの日の夫は少し様子が違いました。なぜだか凄く緊張しているようなのです。

「詩織(私の名です)、少し時間をもらえるかな。話したいことがあるんだ」

「どうしたの|勇人《ゆうと》(夫の名です)さん。何かあった?」

「うん、とりあえず後でいい。洗い物は僕がするから、ゆっくりしたら少し話そう」

 いつもの通りに着替えを渡し、着替えたら食事、その後は少しテレビを見ながらくつろいで、夫が風呂に入った後に私が入り……そして寝室で衝撃の告白を受けるのです。

「詩織、今日おまえ、○○線に乗ってたよな。それでさ、俺見たんだよお前が痴漢されてるところ」

「えっ、どうして」

 見ていたならなぜ助けてくれなかったのか……そう言葉を続けようとした私に被せるように夫は言いました。

「ごめん、本当にごめん。けど、けどさ、お前が痴漢されている姿を見ていると興奮して……ほら」

 そう言うと私の手を取って股間に当てたのです。そこにあったのは、パジャマ越しでも分かる固く勃起した夫のペニスでした。

 夫はがばっ起きだし私の上に覆いかぶさると、今までのセックスではありえないほどに荒々しく私を抱きました。私もまた、そんな夫に貫かれて今までのセックスとは比べ物にならないほどの快感で凄い声を出していたと思います。そしてこの日は避妊もせずに、ただただ互いの身体を貪りあいました。夫は射精のときにペニスを引き抜こうとしましたが、それは私が許しませんでした。

「大丈夫、今日は大丈夫だから中にちょうだい。もし出来ちゃったらそれはそれで……いいでしょ、授かっても。結婚して4年以上になるのだし」

 すると夫はさらに興奮したのか力強いストロークで腰を振り、次第にピッチを速めていくと「おぉっ」と吠えながら雄の種を吐き出して、この後も2度、計3回も私の中に精を放ちました。

 この日から私たちは毎日のように交わりました。それも新婚のした頃のような初々しいそれでなく、開発され経験を積み、性の喜びを知った成熟した大人の生々しいセックス。そうして夫の悩みも解消し、またいつもの優しい夫が戻て来たと思っていたのですが……しばらくして夫が駄目になりました、ペニスが固くならないのです。

「申し訳ない、俺が不甲斐ないばかりに」

「どうして、この前まで凄く元気だったのに。それに謝る必要はないよ、私は平気だから。辛いのは勇人でしょ、いちどお医者さんに相談してみたら?」

「そうじゃないんだ、その……前に詩織が痴漢されているところを見たって言ったでしょ。それで俺、詩織がそいつに抱かれてる姿を想像すると凄く興奮して、詩織とセックスしている時だっていつもあいつに抱かれたらどうなるんだろうかとかずっと気になってて」

「なにそれ、じゃあ、私があの男に抱かれたら治るってこと?いやよそんなの、勇人はそんな漫画みたいなことをしたいの?」

「だよな……けど、けど、自分でもそんなことはわかってるんだ。頭では詩織を絶対に他人に抱かせたくない、そう思ってるんだけど。なんていうか本能の部分というか、とにかくどうしようもない自分がいるんだ、僕の中に」

「そんな……」

「お願いだ、一度だけ、一度だけでいいんだ。僕も一緒に立ち会う、二人きりにはしないから。相手との段取りも会話もすべて僕がやる、君はただ受け入れてくれるだけでいい。な、この通りだ」

「わかった、少し考えさせて。そこまでお願いされたらウンって言ってあげたいけど、けど、だからって他人とセックスしろなんて……しかも、よりによって痴漢でしょ?どんな目に合わされるか」

「どんな目に合わされて、君がどうなるかが見たいんだ。君の顔を見るたび、声を聞くたび、そして電車に乗るたび、とにかくずっと考えてしまって何も手に付かない」

「わかった、とにかく今日はもう寝る。考えるからもう二度と言わないで、お願い。ちゃんと考えて返事するから」

「あ、ごめん。自分の事ばかり押し付けちゃって……詩織はこういうのが嫌いだったよね」

「……」

 そんな会話から一週間、私は夫と共にホテルのロビーにいます。夫と宿泊するための部屋を取り、そして今、ゲストを迎えに出てきました。そう、私は夫の頼みを断り切れず、痴漢に抱かれることになったのです。

 どうやってあの日の痴漢と連絡を取ったのか……それは、私が囮になって同じ電車に何度か乗っていると、あの痴漢が再び現れました。悲鳴の一つも上げない私を、カモと思っていたのでしょう。夫は他人のふりをして痴漢行為を動画に収め、そして声をかけました。

「私の妻に何しているんですか、証拠も撮ってます……と」

 観念した痴漢は夫に言われるがまま、一度だけの約束で私と関係を持つことになりました。絶対に口外しないこと、そして一度切りという約束。もし今後、私に付きまとうようなことがあれば動画を持って警察に行くぞと。

「お待たせしてすいません、柏木です。今日はよろしくお願いします……で良いのかな」

 柏木、痴漢男の名前。エントランスに入って真っすぐこっちへ向かってきた柏木さんは、私たちの向かいの椅子に腰かけながらそう言いいました。

「……」

 夫と一緒にいるとはいえ痴漢は怖い、相手の顔を見ることもできずに下を向いてただ黙っている私。

「奥さんも大変だね。けど、俺がこうしてくれって言ったわけじゃないんだ。旦那さんからの申し入れだからさ」

「余計なことは言わなくて結構です、部屋へ案内しますのでそちらで話しましょう」

「はいはい、わかりました」

 そう言うと男は私たちのにを着いて歩き出しました。

「私、今からこの男とセックスするんだ……正直言って恐い。そしてそれ以上に、夫以外の男性に裸を晒すのはとても恥ずかしい」

 ダブルベッドが置かれた部屋に入り、夫は柏木さんにシャワーを浴びるように促します。服を脱いで素直に浴室へと向かう柏木さんと目が合った。思ったより若い、20台後半くらいかな、私や勇人よりは若そう。私はここで初めて痴漢男の顔をはっきりと見たのです。

「大丈夫、詩織。俺がついてるから」

「やっぱり怖い……本当にするの?」

「ここまで来たんだ、ごめんね詩織」

「……」

「これっきりだから」

「あなたの前でするのよね……あのさ、以前の私はセックスが苦手だった。何となく気持ちよくはなたったけど、それよりもいろいろさせられるのが面倒だという思いが先に立ってしまって、何が良いのかわからなかった。けどね、貴方とするうちに気持ちよくなるセックスを、そしてイクということを覚えたの。だから、ひょっとしたらあの男とのセックスでも凄く感じてしまうかもしれない。それでも私を嫌いにならない?」

「僕がからお願いしたのに、感謝こそすれ嫌いになるはずがない。それに、僕は詩織が他の男に抱かれてながらイクところが見たいんだ」

「へんたい……」

「ごめん」

 そう言って夫が顔を近づけ、私も目を閉じて受けようとしたその瞬間。

「あがりましたよ、次は奥さんですか?僕はシャワー浴びてなくてもオッケーですけど」

 シャワーを浴びずにセックスなんてできるはずがないでしょ、まったくデリカシーの無い男、夫婦のキスの邪魔までして。がさつでチャラい、主人とは真逆で軽薄を絵で描いたような男。痴漢野郎、女の敵!

「シャワー浴びてきます」

 柏木さんの事を考えると恥ずかしくて死にそう、シャワーを浴びているといよいよするんだという実感がわいて来ます。怖い……

 バスタオルを巻き、柏木さんと並んでベッドに座る私。夫はコッチを見て、どうぞ始めてくださいと言いいました。もう、もっと言い方があるでしょうに。

「緊張してますね、奥さん。大丈夫、普段通りにしてればいいんです。私がリードしますから力を抜いて」

 そういって私のバスタオルを取り、胸を揉みながら耳もとで囁く。実は私は耳が弱い、息がかかってドキドキする。耳たぶを甘噛みされ、胸を揉まれながら乳首をつままれたる。なんだかゾワゾワする、気持ちいとは違う感覚……とりあえず凄く恥ずかしい。

けどこの人、こういうのに慣れてるのかな、リードが自然で上手い。

「大丈夫、大丈夫、ほら、旦那さん興奮してるみたいですよ」

 恐くてつむっていた眼を開けてみると、夫が凄い顔でこっちを見ていました。ほんとだ、興奮してる……

 柏木さんの手が股間に伸びてきたので、思わず股をギュッと閉じてしまいました。彼はそのまま強引に私のアソコに触ろうとせず、そのまま太腿を嫌らしくなでながら乳首に吸い付きました。

 何も感じない、なんだか恥ずかしいだけ、最初はそうだったのだけど、柏木の執拗な愛撫で少しずつ鈍い疼きのようなものが胸からこみ上げてきます。そして耳……

「奥さん、乳首がピンッってなってますね。そのままリラックスして身を任せてください、乱暴なことはしませんから」

 少しずつ感じてきているのがわかります。耳元に息を吹きかけるように柏木さんが囁くと、再び股間に手が伸びてきました。私は拒むのをやめ、太腿の間を割って入ってくるその手を受け入れます。すると、ヌチャッと音がしました。やだ、濡れてる。

 オマンコから溢れる私の愛液、それを指で掬うようにしてクリトリスの皮の中にある芯を擦り始めた柏木さん。ジンジンと少しずつ気持ちよさが広がっていくなかで、子供のように胸に顔を埋めた柏木さんはそのまま乳首を咥えて舌で転がす。

「あっ」

 恥ずかしい、声が漏れた。

「詩織……」

 夫の声が聞こえて我に返る、そうだ勇人が見ているんだった。

「奥さん、旦那さんは奥さんの感じている姿が見たいんですよ。我慢せずにそのまま、そのまま」

 そう言ってクリトリスをすりながら乳首を愛撫し、私の手をとって自分の股間へといざなうと……そこに凄いモノがあった。硬くて、太くて、長くて、先っぽの傘がパンッと張り出していて、なによりヘソに向かって反り返る力がハンパない。痴漢されたときに触れているはずだけど、その時はこう、押し付けられただけで今みたいに握ったりしていないから……

「だめ、こんなの入らない」

「大丈夫です奥さん。処女じゃないのだから、しっかりと準備をすれば入ります。けっこう評判良いんですよ、僕のコレ」

 そういって私から離れて膝立ちになると、ペニスの正面は私、夫には横から見えるようにバスタオルを取りました。

「ひっ」

 なにこれ、今まで見て来たどの男よりも大きい、太さは夫の倍くらいあるかもしれません。

「奥さん、仰向けに寝てください」

「は、はい」

 促されるままに仰向けになり、無意識に両腕で胸を隠す私。柏木さんはそのまま私の両足を持ち上げて、剥き出しになったオマンコに舌を這わせてきました。

ニチャニチャニチャニチャ

 舌とオマンコ、粘膜と粘膜の接触音。クリトリスの皮を親指で引っ張り上げて、中の芯を口で吸い上げるように愛撫するもちろん舌も使って。快感が少しずつ下からこみ上げてきて、私のメスが疼き始めます。

ジュルジュルッ、ズズズズッ

 ああっ、声が出そう。あなたお願い、見ないで。この人、言うだけあってとっても上手。だめ、感じちゃう。しばらくでいいから部屋を出てて……お願い。

「だいぶ溢れてきましたよ、そろそろ良さそうですね」

 そういってコンドームを着け始める柏木さん。

「えっ」

「大丈夫です、奥さんもわかるでしょ。ほら、びちょびちょになってます。旦那さんも見ます?」

「ヤッ、恥ずかしい」

夫が生唾を飲んだ、興奮してるんだ。

ズルルルルルッ

 私が夫に気を向けた瞬間、不意打ち気味にすごいモノが入って来ました。だめ、広がる、イヤッ、ふかい、どこまで、あぁうぅっ。

「んーーーーっ」

 あぁ、凄い。内側からお腹が押し上げられるような感触、夫とは比べ物にならない挿入感。私の穴を押し広げながら大きなペニスが入って来ました。

「大丈夫ですか」

ブルルルッ

ダメッ、奥まで来た瞬間に凄いの来た、いきなりイッちゃった。

「入れた瞬間イッちゃいましたか。旦那さん見ました?」

「あ、あぁ。詩織……」

「違う、違うのあなた。これは、あぁいぃぃっ」

ヌッチョ、ヌッチョ

 柏木さんがゆっくりと、そして大きなストライドで抽挿を開始しました。凄い感触、膣の内側全部が巨大なペニスで擦られてる。

「んんっ、うんっ」

「ほら、奥さん。我慢しないで力を抜いて、旦那さんは奥さんが気持ちよさそうにしている姿を見たがってるんだから」

「イッ、イヤッ、そんな無理よッ、オッ、あなたッ。んっ、んっ、んっ、イッ」

「あぁすごい、僕のペニスを凄い力で捕まえてる。締まりが良すぎて感触が強すぎる。うぅっ駄目だ奥さん、穴全体で僕の精子を搾りに来てる。一発出させてもらいます。」

柏木さんが射精を告げると、私の中で大きなペニスがビクンッと跳ねました。二度、三度、力強く跳ね上がるペニス。

「うぅぅぅっ、スゴッ、あぁぁぁっ。出たぁ。ごめん奥さん、先行っちゃった。旦那さんも、まだできるから安心して」

 私のオマンコから引き抜かれた柏木さんのペニスは、ブルンと音が聞こえてきそうなくらいに抜けた瞬間に上に向けて跳ね上がった。コンドームの先にあるふくらみには、白く濁った精液が大量に吐き出されています。そしてパンパンに張ったコンドームを引き抜き、それを夫に手渡したのです。

「奥さんに搾られました。凄いですね、奥さんの中。今日は特別に僕が借りてますけど、本当は旦那さん専用なんですよね……羨ましい」

 夫は言葉もなく渡されたコンドームを見、次いで私を見ました。目が大きく開いて、鼻息も荒い、欲情しているようです。

「詩織、大丈夫か」

それでも、私への気遣いを忘れないひと。

「えっ、えぇ、私は大丈夫」

「さて、奥さんのアソコがあまりにも良すぎて先にイッちゃいましたけど、次は必ず奥さんをイカせます。このままじゃ生殺しですもんね」

「いやっ、私はもう……あなた、もう満足した?言われた通り柏木さんとセックスしたよ?」

「詩織、柏木さんのおちんちんを口で綺麗にしてあげてくれないか」

「えっ、本気?」

「そういうわけです。奥さん、お願いしますよ」

 精液に濡れてテカテカと頭を光らせた長大なペニス、改めて近くで見るとスゴいわね。こんなのが私の中に入ってたんだ……

あむっ、あむっ、うぅっ、んっ、んっ

「あぁ、奥さん。気持ちいです、ご主人にもけっこうしてあげてるんですか」

 余計なことは言うな、私は抗議の意味も込めて上下運動を早くします。それにしても大きくて、咥えるのも大変。舌を動かそうにも余裕がなくて、とにかく舌包み込むようにして吸い上げて、上半身全体を使いながら勢いよく頭を振ります。さっさとイッて萎えてしまえ……そう思いながら。

「あぁ凄い、奥さん凄いですね。そろそろ次の準備がありますんで、ゴムをつけてもいいですか?」

 次なんてない、これで終わらせてやる。咥えていたペニスを吐き出して、裏筋のあたりを舌でレロレロするのと、唇で吸いながら裏をスライドの複合技、そして全体を喉まで咥え込んでのディープスロート。勃ちが悪くなった夫の為に、女性誌のフェラ特集を読みながらいろいろと修行をした成果、いまここで存分に味あわせてやるのだ。

「あぁ、ちょ、ちょっと待って」

 そう言いながら腰を引き、離すまいと追いかけていく私の頭を手で押さえました。

「だめですよ奥さん、フェラで終わらせようとしたでしょ。旦那さんはまだ奥さんが本気でイクとこを見てないんですから。ねぇ、見たいでしょ?旦那さん」

 あなたの前でそんな……目で助けを求める私から、夫は目をそらし……「願いします」と、小さく言いました。

「そうだ奥さん、今度は奥さんがコンドーム着けてくださいよ」

 あなた……次にあんなの入れられたら私どうなるかわからないよ。こんな男に私のメス顔を見られたくない、お願い、ここまでにして、お願い。

「奥さん、お願いします」

 目の前にペニスを突き出され、コンドームを渡されます。夫に視線を送るも、彼は黙って頷いて……しろってことね。わかった。

 結婚して夫とイロイロしたからコンドームも着けれるようになりました。結婚前もそれなりに経験はあったけど、こんなことしたことなかったし。ていうか、ほとんど生で外出しが基本、私から着けてとか言えるような性格じゃなかったのです。おかげで何度か中で出されて二回も中絶したけれど……

「奥さん上になります?妻が他人の上に跨って自分から腰を振るなんてシチュエーション、最高に萌えると思うんですけど。ねえ、旦那さん」

「そ、そうだね。詩織、お願い。一回限りのことだから、全部見ておきたいんだ」

「そう、わかりました」

 少しムカッとした。なんでだろ、私はそんな性格じゃないのに。いつも大人しく控えめで、人に対して腹を立てるなんてことはほとんど無かったのに。

 柏木さんは仰向けに寝転がって、右手で自分のペニスを地面に対して直角になるよう支えています。自分のペニスの大きさを誇示するように。

「さあ奥さん、どうぞ」

 私は無言でそのペニスの上に跨って、自分のてで支えながらゆっくりと腰を落としていきます。

ずぬぬぬぬぬっ

「クッ、はあっ」

 相変わらず凄い質量、挿入するときの感触がハンパじゃありません。

「はぁっ、はうぅっ」

奥に当たる感触でまたイキそうになる私。

「奥さん、動いてください」

「わかってます……」

 あぁっ、コレ凄い。子宮の口を躱してさらに奥を、ズンッと突き上げてくる。鈍い快感がジワジワ下腹部のあたりからこみ上げてきて、腰が抜けそうになります。良いところに当たってる、それも夫じゃ届かないほどに深いところ、今まで誰も入ったことのない未知のゾーン。苦しいけど、その苦しさまでもが気持ちいいのです。

このまま動いたらマズい……

 そう思っているところへ、柏木さんが下からグイッと腰を突き上げてきました。奥が押されるっ。

「んんっ」

 必至で声を抑え込んだけど、このまま下からヤラれると耐えません。自分のペースで動いて、なんとか先にイカせないと私がもたない。とにかくゆっくり、腰を前後に……

「あぁぁっ!」

 だめ、このチンポ気持ち良すぎる。声を、声を我慢しなきゃ。だめだ、腰が止まらないイイッ、イクッ、うあぁっ。

「んっ、んっ、んっ、うぅっ、あっ、うっ、うぅぅぅぅンッ!」

 凄い、子宮から脳まで突き抜ける快感、絶頂の痙攣が身体を走る。思い切り身体をのけ反らせて絶頂し、オマンコは刺激が強すぎるこのペニスを急いで吐き出し、私は横に斃れました。

「いいイキっぷりだけど、声を我慢しちゃだめだよ。旦那さんは奥さんが僕にめちゃくちゃにされてるところが見たいんだから」

「そ、そんな」

「そろそろ本気で仕留めちゃおうかな……よし、後ろからしようか。ほら、四つん這いになって」

 まだするの……夫を見やると、いつの間にか夫はズボンを脱いでパンツ姿になっています。そしてその股間は、モッコリとした膨らみと先っぽが濡れています。グレーのパンツって、濡れたらモロにわかるのね。

「あなた、興奮してる……」

「でしょ、旦那さんは奥さんが感じてる姿を見て興奮してるんだよ」

 私がセックスしているところを見て夫が勃起してる、我慢汁まで垂らして。欲情した私は、柏木さんに入り口が良く見えるようにお尻を突き出します。そこへ容赦なくあのデカチンが挿入されて、お尻をパチンと叩かれました。

「ああっ」

叩かれた瞬間の焼けるような痛みが快感に変わります。

「なんだかんだ言ってもデカチンぶち込まれてよがってんじゃん、夫の目の前で他人チンポ咥え込んで、おまけにケツ叩かれて『ああっ』だって。あはははは」

恥ずかしい、そんなこと言わないで。何よ突然急に……あぁっ

パンパンパンパンパンパンパンパン

 お尻を叩かれて身をよじった私、柏木さんはその瞬間から凄い勢いでピストンを始めます。バシッ、バシッ、時々お尻も叩かれます。カリが凄い、中身を掻き出されるような感触。奥を何度も何度も、凄いスピードで突きこまれる。凄い、壊れる、凄い、凄い、凄いぃーーー

「あぁぁーーーっ、あぁあぁあぁあぁ、あっ、あっ、あっ、ぐぅぅぅっ。あっ、あぁんあっ」

「詩織、大丈夫か。乱暴はよしてくれ柏木さん」

「だっ、大丈夫ですよっ、音はっ、大きいけどっ、痛っ、みはそれほどっ、じゃないはずですっ。AVでもっ、よくあるっ、でしょ、軽いスパンキンっ、グっ、ですよ」

パンパンパンパンパンパン

 大型犬に後ろから犯されているような、そんな壮絶なピストンで文字通り私を突き倒す柏木さん。だめだ、気持ち良すぎてもう頭が真っ白になって来た、あなた、私の貞操は、快感に負けてしまうかもしれません。

「柏木さん、ちょっと待って、ダメ、もう駄目。あなたやめさせて、お願い、お願い、イヤッ、イヤダッ、あなたぁーーっ!」

 気が狂いそうなほどの快感、怖い、このままイクのが怖い。私は夫に助けを求めながら、ペニスを引き抜くためにハイハイの要領で前に前に進もうとします。

「逃がしませんよ奥さん、大丈夫、しっかり壊れてくださいっ」

 そう言うと柏木は逃げようとする私の腰を捕まえて固定すると、再び凄まじい勢いで私のお尻に腰を打ち付けました。

ぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱん、べちっ、ベチッ、ベチッ、グッチョグッチョグッチョグッチョ。

「来る、あなた見ないで、ダメッ、イヤッお願い、もう堪忍して、お願い、お願い、お願いぃいぃぃあぁぁぁぁアアアアアーーーッ」

「うぅぅぐぅぅぅぅぅぅぅッ」

 弾けた、真っ白に私自身も何もかもが真っ白。凄まじい快感の奔流に飲みこまれ、身体を硬直させて歯を食いしばり、手で力いっぱいにシーツを握りしめ、今まで達したことのない遥か高みの絶頂で意識を飛ばし、身体を痙攣させながら壮絶にイキ果てた……

ーーーーー

ギシッ、ギシッ、ギシッ、ギシッ

 規則正しくなる何かの音、それに合わせて揺らされている私の身体。覚醒する意識、だれっ?

「あなた……」

柏木さんとのセックスで意識を失った私を、夫が無心で犯しています。いや、夫に犯されるというのは少し変だね、夫は私のオマンコに自らのペニスを挿入して一心不乱に腰を振っていました。

「んっ、んっ、あっ、あぁ、気持ち良いあなた。もっと、もっと頂戴」

ぱんぱんぱんぱんぱん

「あっ、あっ、あっ、あっ、あぁ、あなた私もうっ、イクっ」

「ごめん、詩織ごめん、ごめん、うぅッ」

私がイクのとほぼ同時に主人も射精したんだけど……ん?

「あなた中に出したの?まあ、今日は念のために大丈夫な日を選んでいるけど」

膣の奥に生暖かい何かが吐き出されています、これは夫の精液の感触です。

「ほんとごめん、おれは欲望にまけて詩織を酷い目に合わせてしまった」

「けど、そのおかげであなたはちゃんと勃起して、子作りセックス、いや生殖のための交尾ができたわけでしょ。それでよかったじゃない、あなたも満足したでしょ?」

「あぁすまない、もう二度と誰にも渡さない。詩織はおれだけの妻だ」

「うふふ、嬉しい。それで、柏木さんはどうしたの?」

「あぁ、彼は詩織がイッた後すぐに射精して、君が気を失ったのを見て満足したみたいだ。そのままシャワーを浴びて帰っていったよ」

「そう、それと気になるのだけど、私の胸に精液がかかってるみたいなんだけど、お腹も、顔も……やだ、髪の毛にもついてるじゃない、もう」

「それは……」

「それはなに?」

「柏木さんとのセックスで気絶して弛緩している詩織があまりにも卑猥すぎて、我慢できずにオナニーを……でもって、それだけでは足りずにいま中出し」

「なにそれーー、あなたどこまで変態なのよ」

「ごめん」

「うふふ、冗談よ。あなたはそれだけ私のことが好きだってことでしょ?」

「うん大好き、愛してる。君は最高の奥さんだ」

「当たり前でしょ。それでさ、今度また勃たなくなったらさ、もうこういうのじゃなくて病院に行ってくれない? 私ね、あなたが勃たなくなってから色々と調べたの。するとさ、ちゃんと勃起させる薬があるから、それを使えばお爺ちゃんでもガチガチになるんだって。だからさ、次はその薬を使うことも考えて、お願い」

「けど、詩織ももう良いの、僕とのセックスでは見たこともないような感じ方してた。柏木さんチンポすげーデカかったし。またしたいとか思わないのか?」

「あのね、そりゃ柏木さんのセックスは凄かったけど、だからってあなたとのセックスだって気持ちいのよ? 女の気持ちイイは肉体的な快感だけじゃないの、心の快感も大事なんだから。だから安心して、心が気持ちいセックスはあなたとしか出来ない」

「そうか、そうか、ありがとう、ほんとありがとう。改めて惚れ直したよ、これからもよろしく」

「こちらこそ、お爺ちゃんお婆ちゃんになっても離れるつもりはありませんからね、覚悟しなさい」

「うん」

「でさ、あなたのソレ、また勃ってるけど……まだヤル気?」

「だめかな……もし疲れてたら寝てていいよ、俺かってに腰振るから」

「そんなことされて寝れるわけないでしょ、もう。いいわよ、こうなったらとことん付き合ってあげる、しっかり上書きしてちょうだい。あのデカチンを忘れるまで」

こうして寝取らせプレイによって愛を深めあった二人、この日は朝までヤリ続けたのであった……おしまい。

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